(2017年11月3日 更新)
駐在家族でもそうでなくても、「子どもと一緒に海外旅行」に行きたいと思っている人は多いのではないでしょうか?でも、そのうち、
何かと心配なことばかりが頭に浮かんで、行動に移せない。。。
と思って躊躇されている方が大半かもしれません。
私たち家族は東欧の国に駐在生活を始めてからの2年間、その立地を活かして、ヨーロッパ各国を旅行しました。
現在2歳半の娘と一緒にです。これまで、7カ国8都市に訪れました。
参考記事>娘(2半才)の海外旅行歴が気付いたらすごいことになっている。
その経験から、「子連れ旅行、行きたい時が行ける時!」の標語を掲げて、子連れ海外旅行を躊躇されている方の背中を押したいなと思います。
子連れ海外旅行が早いうちに始めるのがいい理由、たくさんあります。
[ad#co-1]
Contents
高校、中学生くらいになったら子どもが一緒に行ってくれなくなりそう。
いきなり、「行ってくれなくなりそう」という弱い表現になっていますが、これは私の娘がまだ2才半なので実際に体験してないから。
でも、自分が中学生・高校生の頃を思い出してみると、、、
いきなり親から「一緒に海外旅行行くぞ!!」って言われて「おっけー!」ってならなかっただろうなというのは想像できます。
子どもの性格によると思うのですが、子どもが大きくなった後だと「え、行きたくない」って言われる可能性も高まると思うんですよね。。
子どもだって忙しい、勉強に部活に、休みは友達と遊んだり。しかも、思春期まっただ中。親に同調して行動すること事態に拒否反応示す場合もある。
だから「海外旅行は小さいうちは何かと不安だし、大きくなってからかな、、、」とのんびり構えてたら、あっという間に「行きたくない」って言われて実現不可、なんてことが往々にしてありえるのはないでしょうか。
だから、そういわれる前に行っちゃお!ってのが正直いいと思うんです。
後になればなるほど、経済的にキツくなる。(=小さいほうが金かからない)
さらに、お金の話もあります。子どもが高校中学生の頃は、何かとお金がかかります。習い事、部活の道具代、お小遣い等など、高校受験や大学受験も控えるとなると、それに備えて貯金もしないといけない。
なかなか、海外旅行の費用を捻出するのがキツくなるでしょう。
それに比べ、子どもが小学生に上がる前は、普段の生活での子どもにかかる費用は断然少ない。
また、小さい頃のほうが旅行にかかるお金自体も少なくてすみます。
2才までは航空券代は(席を取らなくていいので)、行き先時期にもよりますが、数千円ですみます。
(※JALの場合、2才未満は大人料金の10%、2才以上12歳未満は大人料金の75%が子ども運賃)
現地では、食事は少し多めに頼んで親の分を取り分ければいい、
公共交通や観光施設の入場料も無料または大人よりも安い、
お土産・欲しいものもあまり主張してこない(たぶんw)、
などなど、経済的な理由からも、小さい頃のほうが旅行計画立てやすいことが分かります。
小さい頃から始めたほうが、回数こなせて、お互い旅慣れする。
お互い、てところがミソです。
旅行は非日常です。いくら家族でずっと一緒に過ごしているからといって、非日常である環境で、自分が(相手が)どんな状態になるかは分からない部分も多いです。
親が旅の途中でお腹壊すかもしれない。
子どもが飛行機の離着陸が不快で暴れるかもしれない。
どーしてもコレは食べられない!ていうものがあるかもしれない。
だから、小さい頃から始めて回数こなしてお互いがどんな反応するかを知って旅に慣れていく。
子どもの成長とともに臨機応変さは失ってはいけないけれど、
こなした回数が自信にもなります。
だから、子連れ海外旅行は回数をこなせるうちに早めに始めるのが吉!
だと思うんです。
子どもが旅行先に素早く適応してくれる。(と思う)
もともとの性格もあると思いますが、娘はどんな人にあっても物怖じせず、笑いかけたり手を振ったりします。(最近やっと恥ずかしい、を覚えてきたかも?)
これは、小さいうちにいろんな国のいろんな人に会って、しかも笑顔で優しく接してもらえたからじゃないかなと思っています。
まだ本人の意見は聞けてないので本当のところは分かりませんが、少なくとも、彼女がどんな国に行っても拒否反応を示さず、すばやく適応し楽しそうにしているのをみると、行ってよかった、行かない選択をしなくて良かったとしみじみ思います。
日本より海外のほうが子どもに優しいので、親が思ってるより楽しめる。
日本以外の全ての国地域より、とは勿論言えないし、私たちが行ったことのある国としか比較はできませんが、私は日本の小さい子どもに対する許容度の低さはぐんを抜いていると思っています。
私は、今までの海外旅行中、飛行機で、ホテルで、レストランで、歩いていて、「あ、日本より楽だわ」と思う場面にたくさん遭遇しました。
もちろん、見知らぬ土地というストレスは常にありますが、子どもと出歩くという点に関してだけ言えば、日本より楽なので、むしろ普段のストレスから開放されて親も結構楽しめたりするんですよね。
ちなみに、子どもが小さければ小さいほど、周りはちやほやしてくれるし(笑)、優しいです。
子連れ海外旅行は、飛行機に先に搭乗できたり、子どもがプレゼントもらったりと、ちょいお得感がついてきます。
まとめ、子どもと一緒に旅できる期間は長くない!行きたいと思った時が行ける時。
仮に、中学生までに海外旅行に行けるとして、子どもと何回旅行できるかなって考えてみます。
中学生までだから12年間。学校や親の休みや、予算などなどを考慮したら、平均年1回でしょうか。そうすると、産まれてから12回しか行くチャンスがない!
それ以降は子どもの意思にも強く左右される。ここは親にはどうすることもできない部分です。
だから、行きたいけど不安や心配があって、とためらっている方に、改めてこの言葉をささげたいと思います。
「子連れ旅行、行きたい時が行ける時!」
あなた(親)の行きたい気持ちを大切にして、不安や心配を減らすための情報収集や「まず近いところから行ってみる」などの行動をしてみてほしいと心から思います。
私も微力ながら、役に立ちそうな情報発信していきたいと思います!
では。
関連記事:
[ad#co-2]