海外移住の目的が「日本が嫌だから出る」ではいけない3つの理由。

このブログは、私を含め、海外移住を目指す、目指したい人を応援したい気持ちから書いています。でも、以下の目的だけで海外移住を目指すなら、海外移住は目指さないほうがいいと思います。日本で他にもっとやるべきことがあると思います。

その目的とは、

「日本が嫌だから出る」

です。これを理由に海外移住は目指してはいけないと思います。1年半東欧の国で自分自身が生活して、駐在組、永住組の様々な日本人とお会いするなかで、そう思うようになりました。

これは、自分にも言い聞かせていることです。

自戒の意味もこめて、その理由を説明したいと思います。

[ad#co-1]

理由1;全ては自分次第。海外に身を置く場所を変えたからといって、自分が変わったわけではない。

海外に行くというのは、昔よりも多くの人が行ける様になったとはいえ、何かただそれだけで、特別なことをしているような感じがします。ましてや、海外で生活するなんて。実際に、海外で生活する日本人は統計上100人に1人。海外で生活するだけで、100分の1の日本人になれるわけです。

そもそも、海外に住む日本人ってどれくらいいるの?

でも、ここで勘違いしてはいけません。ただ日本→海外に場所が変わっただけで、自分は変わってないんです。言い換えれば、日本が嫌な原因は根本的には解決してないのです。日本での人間関係に悩んでいて、海外で生活すればその人とは離れられるかもしれないけれど、人間関係は海外でも続きます。ちゃんとその都度その問題に向き合って解決しとかないと、きっと同じ悩みを海外でも抱えることになります。特に海外生活において、現地の日本人コミュニティとまったく接しないということは難しいんじゃないかと思います。その国にどれだけ日本人が住んでいるかによって規模は違うと思いますが、もしかしたら、日本にいた頃より「狭い」世界だってことも大いにありえます。距離を取るという方法も含め、自分が相手との付き合い方を学んで対処しない限り、どこにいっても同じことで悩んでしまうと思います。むしろ、海外にきて悩みが深くなっていまうかも!

理由2;「外国人」として生きることは、日本では思ってもみなかった苦労の連続である。

そんなの分かってるよ!その前提で考えてるよ!!っていう反論が返ってきそうですが、いくら想定して心構えしてみても、海外では「思ってもみなかった」ことの連続だと思います。私は駐在員の妻という立場上、行政の手続きなどのほとんどは、主人か主人の所属先がやってくれるので面倒がありません。でも、こっちの企業や組織に雇われている人たちの話を聞くと、やれビザが下りない、急に給料下げられたなど、日本じゃ考えられないようなやり方や理由でトラブルに巻き込まれる話を聞きます。そういう日本じゃ考えられない、「外国人」ステータスになったときの苦労のストレスは半端じゃないと思います。まして、英語や現地語に不慣れならなおさら。私も英語が不慣れなので、保育園での保育士さんとのやりとりで、もっと知りたいこと伝えたいことがあるのに上手くいえないもどかしさがあって、ちょっとしたことだけど、毎日になるとストレスなんだなって改めて思っています。

つまり何が言いたいかって言うと、日本人が日本に住んでいるだけでいろんなことが楽でスムーズなんですね。日本にいるとそれが当たり前で意識すらしないことが多いけど。それを捨てて、海外で生活する覚悟があるか!?それでだけの理由や目的がもてるか!?私自身も日々自問自答中です。

理由3;海外では日本人であることに頼らざるを得ない場合が多いので、矛盾にすごく苦しむことになる。

海外に来たからって、いや、海外に来たからこそ、そこの日本人コミュニティーのお世話になることは多くなります。それがわずらわしくて、あえて疎遠にしている人もいると思うけれど、それができる人は疎遠でも経済的にも精神的にも自立できてできるからだと思います。日本人のほしいなと思う情報はやっぱり日本人に聞かないと分からないことも多い。まして、日本人という特性を生かした職業(例えば、日本食レストラン経営とか通訳とか)をしているならばなおさら日本人と付き合わないと仕事になりませんよね。そうすると、せっかく日本が嫌ででてきたのに、気付けばその日本に依存して生きている自分がいることになっていまいます。それって矛盾ですよね。矛盾を抱えることはすごく苦しいと思います。だから、海外で生活するには、それ以外のもっと明確な目的も持って来ないと、あっという間に「日本のほうが良かった。かえりたーい」ってなっちゃうと思います。帰りたいと思って帰れる身分ならいいですよ帰れば。でも現地に長くいて、日本に基盤をすっかり失った状態になり、お金も余裕なく、帰るに帰れないことになったらどうしますか?そうならないように、明確な目的をもって、生計を立てるための計画をしっかり持った上で出国しないといけないと思います。

まとめ、あなたの海外移住の目的は「日本が嫌」の裏返しではないですか?

「日本が嫌」という理由で海外生活を考えてみる、それ自体は否定しません。私だって、「海外に住んでみたら全然日本よりいいじゃーん」みたいな軽いノリで海外生活を考え始めてますし。でも、それはあくまでもきっかけにすぎなくて、じゃあ海外でしたことって?どうやって生計立ててくの?とかもっと明確にしていかないといけないなーと思っている次第です。

「そんな日本が嫌みたいな理由で海外っていってるわけじゃない!○○したいとか、自分の意思で決めている!!覚悟できてるし!!」と思われる人がいると思います。そう思っても、もう一度確認してほしいんです。○○したい!と思っているつもりでも、それは日本で○○ができなかったからの裏返し、じゃないですか??本当はもうちょっと工夫とか、相談とか、すればできそうなことなのに。環境のせいにしてませんか??それ、ほんとうに海外じゃないとできないことですか??

最初にも言ったように、これは自分にも日々問いかけています。海外に住めば住むほど、日本で住んでいた頃には意識もしなかった、日本のいいところに気付いたり、知らないうちにその恩恵にあずかっていたんだなと思うことしきりですから。

あー私ももっとちゃんと考えて行動しないとなー。時間はまだありそうでない。

ではでは。

★ブログランキングに参加しています★

たくさんの駐在妻さんのブログが見られるので参考になりますよー。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ
にほんブログ村

[ad#co-2]

[ad#co-1]

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です