と思った件。
両親にいくら、海外の自宅に遊びにおいでよって言っても来てもらえなくて泣。
肉親ですら説得できないので、
海外に行ってみたい、住んでみたいって思う仲間を
増やすのって、難しいんだなぁと実感中した次第です。
あれだけ「海外に行ってみたい」って言っていた母親だったのに、
お金がないに始まり、
長いこと飛行機に乗っていられない、
テロが怖い、
仕事休めない、有給もうない、
旅行パンフながめてるうちに、海外旅行熱がさめた、
などなど行かない理由盛りだくさん。
きっとどれも本当の理由じゃなくて、きっと何か他にひっかかってることが
あるんじゃないかなとも思ったり。
例えば、漠然とした人生へのあきらめとか。老後の不安とか。
人間はついつい「ないもの」に目がいきがちです。
私も日本にいた頃は、「私はあれができない、これができない、能力がない」
と、ないことばかりで、落ち込んだり焦ったりしてばかりでした。
でも、海外生活を始めて、当たり前だったものが「ないないづくし」で、
でも、なくても生活できたり、なくても普通に楽しんでいる人たちがいたり、
「ない」が小さな「ある」に変わったときの達成感をたくさん味わいました。
これらの体験を通して、
「ない」のは当たり前なので「ある」ところから小さくても始めよう、
と思えるようになりました。
そうすると不思議と、あれあれけっこう「ある」じゃん!「なんて恵まれていたのか」と
気づき、周りへの感謝の気持ちが芽生えました。
本当にこの考え方ができるようになってから、毎日の生活が前よりぐんとつらくなくなり、楽しくなりました。
だから、この感覚を他の人にも味わってほしいなって思うんです。
どうしたら、ちょっとだけ海外に目を向けてもらえるでしょうか。うーん。
その一つの手段がこのブログで、読んだ人が少しでも、
「海外で生活かー、ちょっと考えてみようかな」って思えるようになったら良いなと思って書いています。
がんばろう。
ではでは。